ホワイトボードの基礎知識 | ホワイトボード再生コート

ホワイトボードとは、金属板にホーロー塗装やアクリル塗装・メラミン塗装をしたものです。

この塗装の特徴は表面が"ツルっツル"になることです。ホワイトボード用マーカーのインクは顔料が固まる仕組みになっています。とても目の細かいインクですので表面が“ツルっツル”でないときれいにふき取れないのです。

よく塩ビ・プラスチックなどもツルツルの表面だからホワイトボードと同じようにマーカーを使えるだろうとやってみてよく失敗する方がいます。

塩ビ・プラスチックは、ホワイトボードほど表面がツルツルではないのです。ホワイトボードはそれほど“ツルっツル”な塗装をしてあるのです。

ホワイトボードの種類は、ホーロー塗装とアクリルやメラミン塗装に分かれます。

ホーロー塗装はガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもので表面もとてもきれいで、耐久性もありますが、かなり高級品です。

一方、アクリルやメラミン塗装も焼付塗装をしていますがホーロー塗装ほど高温でなくでも塗装できるので大量生産の廉価品として安く出回っていますが、耐久性はホーロー塗装よりかなり落ちると思います。

もともとアクリルやメラミン塗装は劣化が早ければ１～２年程度で消しにくくなります。ホーロー塗装のホワイトボードが高級品で、アクリルやメラミン塗装のものが廉価品というくくりになるのですが、最近では安いホーローのホワイトボードも販売されていますが品質的にはどうなのか心配です（自己責任でご使用ください）。

安いホワイトボードは買った時から消しにくいものもあります。大量生産で在庫をしている間に塗装面の劣化が始まったものもあります。

ホワイトボード用マーカーは、顔料と樹脂と剥離剤をアルコールで溶かしてあります。

インクで書くと、しばらくしてアルコールが揮発して顔料と樹脂が残りますが、剥離剤の効果でふき取りやすくなっています。

剥離剤も時間とともに揮発しますので、書いた後、時間が経つと消えなくなってきます。

ホワイトボードに書いたインクが消しにくくなるのは、マーカーの要因もあるので、なるべく新しいマーカーを使い、インクがかすれるような古いマーカーを使わないことをお勧めします。

ラーフルは、とにかく柔らかいきれいな表面を保てるものがベストです。